572.延寿院
所在地:千葉県我孫子市寿2ー27ー10
 もともとは子之神大黒天社の別当寺として、我孫子宿の中心地に位置していた真言宗豊山派の寺院。大正時代に、子之神大黒天社のあった現地に移転。合祀して一体化されました。延寿院としての創始は不明ですが、大黒天社は西暦964年の創建とされ、1000年以上の歴史をもちます。
 武者小路実篤や志賀直哉の別邸があった手賀沼別荘地の丘の東端で、手賀沼からアクセスする場合は結構な段数の階段を登っていくことになります。私が参拝したときは、少し早いながらも桜の時期で、境内には綺麗な桜が咲いていました。
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 七福神像の後ろに連なっているのは、かねのわらじ。源頼朝公が下総遊説の最中、脚気を患って我孫子で療養していたところ、夢枕に白い鼠に乗った翁が現れて快方に向かったという伝説があり、そこから健脚の御利益⇒わらじに肖る、となったようです。かねのわらじには絵馬のように願い事が記されています。
572.子之神大黒天 延寿院
 交通安全ステッカーは円形シールタイプ。やや大きめ。朱色地の中心に金で大黒天さまが描かれています。